【アルファロメオ GT】剥がれて垂れた天井ライナー張り替えと断熱材施工|神奈川県平塚市のお客様よりご依頼
施工車両:アルファロメオ GT(神奈川県平塚市のお客様)
今回ご依頼いただいたのは、スポーティな美しいシルエットと独特なデザインで人気を博した「アルファロメオ GT」。
外観・内装ともに高い美意識で造られたこのモデルは、オーナー様のこだわりが随所に感じられる一台です。
ご入庫いただいた車両は、内装全体がタンレザー仕上げで統一されており、非常にお洒落で上質な雰囲気が漂っていました。
施工前の状態:天井ライナーは“全タレ”状態
ご相談時の状態は、天井生地が完全に垂れ下がった「全タレ」状態。
特に運転席側から見ると、前方まで大きく膨らみ、視界に支障をきたすレベルでした。
高温多湿な気候の影響により、ライナー裏側のスポンジが加水分解し、接着力が完全に失われていた典型的なパターン。
オーナー様も「内装の印象が台無し」と気にされており、今回の施工に至りました。
施工中の様子
ルーフライナー取り外し〜下地処理
まずは、内張りや各パーツ類を慎重に分解し、天井ライナー本体を車体から取り外します。
取り出したライナーは、スポンジがボロボロに劣化し、手で触れるだけで粉状になるような状態でした。
古い生地と劣化ウレタンをすべて剥がした後、ライナーのベースボードを丁寧にクリーニングし、脱脂処理を施します。
この下地処理が仕上がりの美しさと長期耐久性に直結するため、時間をかけて丁寧に行います。
オプション施工:断熱材の追加
今回はオプションとして、車両のルーフパネルに遮熱・断熱性能を高める専用のシートを追加施工。
これにより、直射日光による車内温度の上昇を抑制し、夏場の快適性が向上する仕様になりました。
施工後は銀色の反射材が美しく整列し、機能面でも見た目にも高い完成度となっています。
新しい天井生地の張り込みと仕上げ
新たに選定した天井生地は、オリジナルに近い明るいグレー系カラーを採用。国内の信頼あるメーカー製で、耐熱・耐湿性に優れた高品質なファブリック素材です。
専用接着剤で均一に貼り込み、サンルーフ開口部やセンサー周辺なども一切の歪みなく丁寧に処理。
また、劣化していたサンバイザーも新品に交換し、全体の仕上がりをワンランクアップさせました。
※今回はドアトリムの張替え施工は保留となっております。
施工後の仕上がり
新しい天井ライナーが装着された車内は、一気に洗練された空間へと生まれ変わりました。
垂れやヨレの一切ないフラットなルーフ面は、まさに「新車同様」。
遮熱材の効果も期待できるため、これからの季節も安心してお乗りいただけます。
お客様にも「見違えるように綺麗になって本当に良かった」と、たいへん嬉しいご感想をいただきました。
担当スタッフより
このたびは、アルファロメオ GTの天井張り替え施工をご用命いただき、誠にありがとうございました。
輸入車の天井剥がれは珍しい症状ではなく、特にイタリア車はスポンジ層の劣化が起きやすい傾向にあります。
当店では、張り替えだけでなく、断熱材や防音材の追加といったカスタム施工にも対応しており、内装全体の快適性を向上させるご提案が可能です。
神奈川県平塚市をはじめ、湘南エリア・関東一円での天井リフレッシュは、ぜひ当店にお任せください。
即日での天井張り替えも承ります
あらかじめご予約を頂ければ、
1日で仕上げることも可能です。
詳細は施工スタッフまでお気軽にお尋ねください。