【メルセデス・ベンツ CLS】内装のダッシュボード・ドアトリム補修で高級感を再生|神奈川県横浜市のお客様より内装修理のご依頼

施工車両情報:メルセデス・ベンツ CLS(神奈川県横浜市のお客様)

今回お預かりしたのは、
メルセデス・ベンツの4ドアクーペ「CLS550」。

洗練されたデザインと高級感が魅力の1台ですが、オーナー様より以下のようなご相談をいただきました。

「助手席側のダッシュボードに目立つ傷があり、部品の脱落もある。ドアパネルにも擦れがあるので、まとめて補修してほしい。」

施工前の状態:ダッシュボードのえぐれ傷とドアパネルの擦れ

まず確認できたのは、助手席側ダッシュボードの一部にあったえぐれたような傷と、Aピラー下部にかけてパーツの脱落跡。これは何らかの配線処理や脱着作業後に残った痕と思われます(※写真1・2参照)。

また、ドアトリムには樹脂製のパーツやレザー部分に擦れや小傷が見られ、明るい内装色のため目立ちやすい状態でした。

施工工程のご紹介

① ダッシュボード表面の洗浄と下地処理

まずはレザー調素材のダッシュボードを洗浄・脱脂し、傷まわりを極力なめらかに整えます。小傷であっても目立ちやすいため、丁寧な下地調整が必須です。

② 欠損箇所の成形・再構築

えぐれた部分には専用の補修剤を充填・硬化させ、パーツとの段差をなだらかに形成。痕跡が目立たないよう形状を細かく調整します。

③ ダッシュボードの補修塗装

内装の艶・色に合わせて特殊な塗料を調合し、スポット的に塗装・ぼかし塗装を実施。照明や視線の角度によっても違和感が出ないよう、慎重に仕上げていきます。

④ ドアトリムの擦れ補修

ベージュ内装のドアトリムには擦れや小傷をリペア塗装。質感やレザーのシボ模様が失われないよう、最小限の範囲で補修・仕上げを行いました。

施工後の仕上がり:本来の上質感を損なわない補修

施工後のダッシュボードは、元の質感・色味を再現し、補修跡はぱっと見では分からないレベルに。Aピラーまわりの処理も自然に収まり、開口部や配線まわりの露出も解消しました。

また、ドアトリムも補修によりスッキリとした印象に。ベージュ系内装の高級感を取り戻す仕上がりとなりました。

お客様へのご案内

当店では、メルセデス・ベンツをはじめとした輸入車の内装補修に多数の実績がございます。

特にダッシュボードやドア内張りといった「交換ではなく直したい」部分に対して、的確な技術で対応いたします。

  • 劣化や剥がれが気になるダッシュボード
  • パーツ脱落後の処理跡
  • レザー内装の擦り傷・色落ち

上記のようなお悩みがありましたら、
ぜひ写真を添えてご相談ください。

担当スタッフより

このたびは、CLSの内装修理をご依頼いただき、
誠にありがとうございました。

ベンツらしい上品な内装における補修は、一つ一つの作業精度が求められます。

小さな傷でも素材や色調に合わない処理をすれば、逆に目立ってしまうため、可能な限り自然な仕上がりを心がけました。

快適で美しい室内空間が蘇り、今後のドライブがより気持ちよいものとなれば幸いです。引き続き、天井やシートなどの内装補修についてもお気軽にご相談ください。

即日での天井張り替えも承ります

あらかじめご予約を頂ければ、
1日で仕上げることも可能です。

詳細は施工スタッフまでお気軽にお尋ねください。

天井張り替え中の澤田