【メルセデス・ベンツ SLK】剥がれて垂れた天井を張り替えで美観と快適性をリフレッシュ|神奈川県横浜市のお客様より内装修理・補修のご依頼
施工車両情報
| 施工車両 | メルセデス・ベンツ SLK(R170) |
| ご依頼地域 | 神奈川県横浜市 |
| ご依頼内容 | 天井張り替え(ハードトップ開閉せずに実施) |
| 施工前の状態 | 天井生地の全垂れ・油圧作動油の付着 |
施工前の状態
今回お預かりしたのは、鮮やかなブルーが印象的な メルセデス・ベンツ SLK。
近年では街中で見かける機会も少なくなった、
コンパクトなオープン2シーターです。

お客様より「ハードトップを開けずに作業できないか」とのご相談。理由は、オープン動作時に油圧作動油が漏れてしまう恐れがあるためでした。
通常であれば、天井ライナーを取り外す際はトップを半分ほど開けて作業を行いますが、今回はその条件を考慮し、開閉せずに慎重に作業手順を組み立てました。
室内を確認すると、天井生地は全体的に垂れ下がり、ライナー裏面には作動油がべっとり付着している状態。

このままでは見た目も悪く、臭いの原因にもなってしまいます。
施工工程:取り外し〜下地処理〜張り替え
① 天井ライナーの取り出し
オープンせずに作業できるよう、座席や内張りをできる限り養生。細心の注意を払いながら、狭い空間の中から天井ライナーを慎重に取り外しました。

通常よりも時間を要しましたが、破損や汚れを防ぐためには欠かせない工程です。
② 下地調整・清掃
取り外した天井ライナーは、裏面のウレタンが劣化し、作動油が染み込みベタついていました。
古いウレタンと汚れを丁寧に除去し、接着下地をしっかり整えます。
この下地処理を怠ると再び剥がれや浮きが起こるため、最も重要なステップです。
③ 新しい天井生地の張り込み
お客様の車内カラーに合わせ、落ち着いたトーンの新生地を採用。
シワやヨレが出ないよう均一にテンションをかけながら、丁寧に張り込みを行いました。
施工後の仕上がり
新しい天井生地がピンと張られ、垂れや歪みのない清潔な室内空間に。
黒のレザーシートとのコントラストも美しく、まるで新車時のような印象へと蘇りました。

お客様からも「オープンしなくてもここまで綺麗に仕上がるとは思わなかった」と嬉しいお言葉をいただきました。
お客様へのご案内
輸入車、とくにハードトップ式オープンモデルは、天井の垂れ下がりや油圧系統の不具合によって修理が難しいケースもあります。
しかし、当店では構造や施工条件に応じた柔軟な方法で張り替え対応が可能です。
✅ ハードトップを開けずに作業してほしい
✅ オイル汚れやベタつきを解消したい
✅ 室内の印象を新しくしたい
そんなお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
担当スタッフより
このたびは、メルセデス・ベンツ SLKの天井張り替えをご依頼いただき、誠にありがとうございました。
作動油によるベタつきやハードトップ開閉制限など、難易度の高い条件でしたが、慎重な取り外しと下地処理により、無事に美しい仕上がりに整えることができました。
希少なSLKで、これからも快適で気持ちの良いオープンドライブをお楽しみください。
即日での天井張り替えも承ります
あらかじめご予約を頂ければ、
1日で仕上げることも可能です。
詳細は施工スタッフまでお気軽にお尋ねください。











