メルセデスベンツ Gクラス|天井・サンルーフボード・Aピラーをブラックへフル張り替え
Gクラスの天井をブラックへ色替えする場合は、サンルーフボードやAピラーまで含めた施工範囲が仕上がりを左右します
メルセデスベンツ Gクラスの天井張り替えでは、天井ライナー本体だけを施工する方法のほか、サンルーフボードやピラー類まで同時に張り替える方法があります。
特にグレー系からブラック系へ色替えする場合、天井だけを黒くして周辺部品を残すと色の境目が目立ちやすいため、どこまで同時施工するかが重要です。
今回は東京都世田谷区のお客様よりご依頼いただいた、前期型メルセデスベンツ Gクラスの天井ライナー・サンルーフボード・Aピラーをブラック系へ統一したフル張り替え施工をご紹介します。
施工車両情報
施工前|グレー系で構成されていた天井まわり
施工前の車内は、天井ライナー、サンルーフボード、Aピラーがグレー系で構成されていました。今回は単なる補修ではなく、このルーフまわりをブラック系へ色替えすることが大きな目的です。
前席から見ると、サンルーフボードを中心として明るいグレー系の天井面が大きく視界に入ります。ブラックへ変更する場合、このボードを既存色のまま残すと天井ライナーとの色差が強く出るため、同時施工することにしました。
後席側から確認しても、前方から後方までグレー系の天井面が広く続いています。Gクラスはスクエアな室内形状でルーフ面が大きく見えるため、天井色を変えた際の印象変化も大きい車種です。
天井ライナーだけでなく3点同時施工とした判断理由
今回の目的は、既存のグレー系ルーフまわりをブラック系へ色替えすることでした。天井ライナーだけを黒くすると、グレーのサンルーフボードやAピラーが前席側で強く目立ちます。そのため、天井ライナー・サンルーフボード・左右Aピラーをまとめて張り替え、車内上部を一体感のあるブラック基調へ仕上げる施工範囲を選択しています。
前期型Gクラスでフル張り替えする際の施工ポイント
前期型Gクラスはスクエアなボディ形状ですが、天井ライナーは大きな一体パネルです。車内空間が広く見える一方、取り外したライナーを車外へ動かす際には周辺内装との干渉を避ける必要があります。
今回さらに特徴的なのがサンルーフボードです。天井ライナーのような単純な一枚板ではなく、裏側にフレームや可動部を含む構造となっているため、単体まで分解したうえで生地を張り替えています。
Aピラーも細長い形状と曲面を持つため、ただ平面へ生地を貼る作業ではありません。端部まで生地を自然に回し、左右で見え方を揃えることが、完成時の統一感につながります。
- 大型の天井ライナーを車体から安全に脱着する取り回しが必要
- サンルーフボードは内部構造を確認しながら単体まで分解して施工
- Aピラーは細長い曲面へ生地を均一に追従させる必要がある
- 3つの施工部位をブラック系で揃えることで色替えの完成度が高まる
施工工程
① 天井まわりの内装部品を分解
サンバイザー、室内灯、グリップ、ピラー類、サンルーフ周辺部品など、天井ライナーの脱着に必要な部品を順に取り外します。
Gクラスは天井面が大きいため、部品を外した後もライナー本体を無理に曲げたり、端部を車体へ当てたりしないよう取り回しながら車外へ搬出します。
② サンルーフボードを分解して単体施工
サンルーフボードは車両から取り外した後、裏側のフレームや機構部分を確認しながら施工できる状態まで分解します。
通常の平面的な内装パネルと異なり、サンルーフ機構との位置関係を保ったまま仕上げる必要があるため、構造を把握したうえで張り替えることが重要です。
③ サンルーフボードをブラック系生地へ張り替え
分解したサンルーフボードへブラック系生地を貼り込みます。広い面にシワやたるみが残らないよう、生地の送り方とテンションを確認しながら面を整えています。
別角度から面を確認し、生地の流れや端部まで均一に仕上がっていることを確認します。完成後は頭上の中央に位置する部品のため、わずかな面の乱れも見えやすい箇所です。
④ Aピラーをグレーからブラックへ張り替え
左右Aピラーも車両から取り外して施工します。施工前は天井と同じグレー系で、ブラック天井へ変更した際には色差が出る部分です。
細長い形状に合わせてブラック系生地を成形し、端部まで自然に回し込みます。張り替え後は左右とも同色となり、天井ライナーとのつながりを作れる状態になりました。
⑤ 大型天井ライナーをブラック系へ張り替え
天井ライナー本体もブラック系生地へ張り替えます。Gクラスはルーフ面が広いため、生地のテンションを一部分だけ強くかけず、全体の面を見ながら均一に仕上げることが重要です。
室内灯やグリップなどの各開口部、外周端部を車体へ戻した際に自然に収まるよう処理し、取り付け前にライナー単体で仕上がりを確認します。
⑥ 車体へ再組付けして全体の色味を確認
張り替えた天井ライナー、サンルーフボード、Aピラーを車体へ戻し、取り外した各部品を復元します。
最終確認では、各部の固定状態だけでなく、前席・後席・ラゲッジ側と見る位置を変えながら、ブラックへ色替えしたルーフまわり全体のつながりを確認しています。
施工後|天井まわりをブラック基調へ統一
施工後は、グレー系だった天井ライナー、サンルーフボード、Aピラーがブラック系へ変わり、前席から見上げた印象が大きく変化しました。
サンルーフボードまで同色で張り替えたことで、ルーフ中央だけ色が残ることもなく、一体感のあるブラック天井として仕上がっています。
後席側から見ると、天井面の大部分がブラックへ統一されたことで、スクエアな室内空間がより引き締まった印象になっています。
ラゲッジ側から前方を見ると、ブラック化した大型ライナーが室内上部を一続きに見せています。Gクラスは後方から天井全体を確認しやすいため、色替えによる変化が分かりやすいアングルです。
- グレー系天井ライナーをブラック系へ張り替え
- サンルーフボードを分解してブラック系生地へ施工
- 左右Aピラーもブラックへ張り替えて色差を解消
- 前席からラゲッジ側まで車内上部の統一感を高めた仕上がり
技術解説|Gクラスの天井色替えで重要な3つのポイント
1. サンルーフボードを単体まで分解して施工すること
今回の施工で特徴的なのは、天井ライナーだけでなくサンルーフボードまで張り替えている点です。裏側にフレームや機構を持つため、構造を確認したうえで単体へ分解して施工する必要があります。
2. 色替えでは周辺パーツとの境界を考えること
グレーからブラックへのように色差が大きい場合、天井だけを変更するとAピラーやサンルーフボードが目立ちます。今回は3部位を同時施工することで、前席から見た色のつながりまで整えました。
3. 大型ライナーの面を均一に仕上げること
Gクラスは天井面が広いため、局所的に生地を引きすぎると面の見え方が乱れやすくなります。広い面と各開口部を同時に確認しながらテンションを調整することが重要です。
よくあるご質問
Q. Gクラスの天井をグレーからブラックへ変更できますか?
施工内容や部品状態によりますが、今回のように天井ライナーをブラック系生地へ張り替えることで色替えできます。周辺部品との色差も含めて施工範囲を決めることが重要です。
Q. サンルーフボードも張り替えできますか?
今回のGクラスでは施工しています。サンルーフボードは天井ライナーとは構造が異なるため、機構部分を確認しながら分解し、単体で生地を張り替えました。
Q. Aピラーも一緒に施工した方がよいですか?
今回のようにグレーからブラックへ大きく色替えする場合は、Aピラーを同時施工すると前席側の統一感を作りやすくなります。既存色を残すかどうかは、希望する完成イメージに合わせて判断します。
Q. Gクラスの天井張り替えにはどのくらい時間がかかりますか?
今回の一次情報では実作業時間が確認できないため、具体的な所要時間は掲載していません。天井ライナーだけか、サンルーフボードやピラーまで施工するかによって作業内容は変わります。
施工担当者コメント
今回のGクラスは、天井ライナーだけを黒くするのではなく、サンルーフボードとAピラーまでまとめて色替えした施工です。色替えの場合は、一つの部品だけを見るのではなく、車内へ戻した時にどこで色が切り替わるかまで考える必要があります。
特にサンルーフボードは天井ライナーとは構造が異なり、裏側の機構を確認しながら分解して施工しました。完成後は天井・サンルーフボード・Aピラーの色がつながり、施工前とは異なる引き締まったルーフまわりになっています。
Gクラスの天井色替えを検討中の方へ
Gクラスの天井張り替えでは、傷んだ生地を新しくするだけでなく、今回のように内装の色そのものを変える方法もあります。
ブラック天井を希望する場合は、天井ライナーだけを見るのではなく、サンルーフボード、Aピラー、バイザーなど、既存色がどこまで残るかを事前に確認すると完成イメージを判断しやすくなります。
また、サンルーフ付き車両ではボードの構造や施工方法も車種によって異なるため、単純な平面張り替えとは分けて考えることが重要です。
対応車種一覧
MERCEDES-BENZ、BMW、AUDI、VOLKSWAGEN、PORSCHE、MASERATI、VOLVO、MINI、TOYOTA など、輸入車・国産車を問わず天井張り替え・ピラー張り替え・内装補修の施工事例を掲載しています。










