【ジャガーXF】天井張り替え施工事例|広範囲なたるみを改善|神奈川県横浜市
施工車両情報

施工前の状態
入庫時のジャガーXFは、前席から後席にかけて天井生地の波打ち・浮きが見られ、広範囲にたるみが進んだ状態でした。
「全タレ」とまではいかないものの、天井面が面で落ち込み始めており、室内の上質感に影響が出やすい状況です。

部分補修を推奨しない判断理由
天井が面でたるみ始めている場合、表皮の浮きだけでなく、裏側のウレタンが粉状化・変質して接着力が落ちているケースが多く見られます。 その状態で再接着や部分補修を行うと、下地の弱い部分が残りやすく、再び波打ちや浮きが出る要因になりやすいため、今回は天井全体を張り替える方針で対応しています。
車種特有の天井トラブルの特徴
ジャガーXFのような輸入セダンは、天井面の見え方が室内の印象に直結します。
たるみが軽度に見えても、天井面が広いため「面のうねり」として目立ちやすく、視界に入る角度によっては影が出て古さを感じやすくなります。
- たるみが「線」ではなく「面」で出やすく、波打ち・影が目立ちやすい
- 見た目以上に、裏側ウレタンの粉状化・変質が進んでいることがある
- 部分補修では下地の弱い部分が残り、再発につながりやすい
- 端部の収まりが広範囲に及ぶため、張り込み精度が仕上がりを左右する
施工工程
① 内装分解・天井ライナー取り外し
天井ライナーを取り外すため、周辺の内装部品を順に分解します。一体型ライナーは無理な曲げやねじれで傷みやすい場面があるため、支点を分散しながら慎重に取り外し・搬出します。
② 旧生地剥離・下地処理(最重要工程)
旧生地を剥がした後、ライナー表面に残る劣化ウレタンや旧接着層を除去し、下地を均一に整えます。 この下地処理が不十分だと、仕上がりがきれいに見えても、時間の経過とともに浮き・波打ちが出る要因になるため、工程の中でも特に重要になります。
下地処理で意識するポイント
- 粉状化したウレタンを残さない
- 旧接着層の残りを取り切る
- 面のムラ(段差)を整え、影・波打ちの原因を減らす
③ 新規天井生地の貼り込み
下地を整えた後、新規生地を貼り込みます。天井面が広い車両では、貼り込み時の生地送り/テンション管理/端部処理が仕上がりに影響します。
生地送り
曲面・切り欠き周辺で寄りが出ないよう微調整
テンション管理
張り過ぎ・緩みを避け、面で均す
端部処理
巻き込み・段差を整え、影や浮きが出にくい収め
④ 再組み付け・最終確認
張り替え後のライナーを車体へ戻し、内装部品を元通りに組み付けます。前席・後席から見える範囲の張り感、端部の収まり、影や波打ちがないかを確認して完了とします。
施工後の状態
施工後写真では、天井面の波打ちや浮きが見られず、均一な張り感に整っていることが確認できます。 生地カラーもライトグレー系で、純正同系色として自然に馴染む印象です。

- 天井の波打ち・浮きが目立たない状態へ改善
- 面がフラットに整い、室内の印象がすっきり
- 純正近似ライトグレーで自然な見え方に
施工担当者コメント
ジャガーXFのように天井面が広いセダンは、たるみが軽度でも「面のうねり」として出やすい施工です。
仕上がりを安定させるうえでは、貼り込み作業以上に、裏側の劣化ウレタン(粉状化・変質)や旧接着層を残さない下地処理が重要になります。
また、純正近似カラーでまとめることで、補修感が出にくく、室内全体の統一感も保ちやすくなります。
検討中の方への案内
天井の波打ちや浮きが出始めた段階でも、下地側の劣化が進んでいることがあります。
応急的な再接着ではなく、構造と状態を確認したうえで、下地処理から整える張り替え施工が、結果として安心につながります。
即日での天井張り替えも承ります
あらかじめご予約を頂ければ、
1日で仕上げることも可能です。
詳細は施工スタッフまでお気軽にお尋ねください。










